防音材加工

防音材加工とは？

防音機能には、
・音を反射させ、外部に漏れることを防ぐ遮音
・音波の振動を受け止め、熱エネルギーに変換させる吸音
の２つがあります。
主に当社では、遮音は、ゴム、吸音では、ウレタンやグラスウール、フェルトが多く利用されています。
これらの防音材を打ち抜き加工し、複合することで防音対策に大きく貢献します。

代表的な材料

遮音材

ゴム…天然ゴムや石油由来の化学物質で作られており、弾性が高く質量もあります。質量が高い物質に音波が当たると、その音波は反射し、内部に閉じ込められ、外部への音漏れを抑制します。

吸音材

ウレタンフォーム…ポリウレタン樹脂を原料として加工した細かい泡の集合体です。一般的に「スポンジ」といった場合にイメージするものです。多孔質の中で音波を乱反射させ吸収を軽減させます。軽量であり様々な場所で利用されます。

グラスウール…細いガラス繊維が絡み合ってできており、軽量で耐久性も高いです。耐熱性が極めて高いため、熱源近くで、かつ吸音機能も持たせたい場合などに利用されます。

フェルト…自然素材(羊毛など)に加え、アクリル樹脂等の合成繊維細を熱や圧力、振動を加えることで繊維を絡ませて作成されます。断熱・保温・防振といった性能にも優れているため、複合機能材として利用されます。繊維の中に空気を含んでいるため、多孔質同様の性能を発揮し吸音します。

その他にも様々な防音性に優れた材料を取り扱っています。
発泡密度、セル数、色、厚みなどお客様のニーズに合わせたご提案も可能です。
在庫も多数常備しており、安価で少量ロット対応が可能な材料もございます。
お気軽にお問い合わせください。

加工事例

• 

  クッション素材においても、側面の変形を最小限に抑える加工が可能です。

• 

  ゴムのように高い硬度を持つ材料であっても打ち抜き加工が可能です。

• 

  リング形状など様々な形状の打ち抜き加工が可能です。