絶縁材加工

絶縁材加工とは？

電子機器の基盤には、各種電子部品(IC、抵抗、ダイオード・・・)が実装されています。
この電子部品と、シールドと呼ばれる金属板との間に挟まる形で、導電防止を目的として用いられる製品が絶縁材です。
主な材料として、PET・PI・PC等のプラスチックフィルムが用いられます。

代表的な材料

PET（ポリエチレンテレフタレート）･･･テレフタル酸とエチレングリコールを結合させた樹脂で、PETボトルに用いられている身近な材料です。絶縁性能に加え、透明性や耐久性、柔軟性にも優れている材料です。

PI（ポリイミド）･･･高分子化合物の一種です。絶縁性以外にも、耐熱性、耐寒性、耐薬品性、難燃性、があり、 人工衛星や、宇宙船の外壁にみられる特徴的なオレンジ色部分に用いられていることからわかるように、過酷な環境下に置いても、その性能を発揮することができます。

PC（ポリカーボネート）･･エンジニアリングプラスチック(強度や耐熱性に優れたプラスチックの総称称)の代表選手と呼べる存在であり、高い透明性も持ち合わせています。日常目にする用途としては、一般家庭のカーポートの屋根材として広く普及しています。

その他にも様々な絶縁性に優れた材料を取り扱っています。
厚み、色、耐候性など、お客様のニーズに合わせたご提案も可能です。
在庫も多数常備しており、安価で少量ロット対応が可能な材料もございます。
お気軽にお問い合わせください。

加工事例

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  印刷加工も可能です。

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  多層貼りされた材料の打ち抜き加工も可能です。

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  複雑な曲げ形状も可能です。