防振材加工

防振材加工とは？

物体にかかる振動や衝撃を素材内部で拡散、熱エネルギーに変換することで、物体にかかる負担を軽減させます。
モーター周辺や、製品接地面の”足”として用いられることが多いです。
主に当社ではゴムやウレタンエラストマー、ゲルの３つが挙げられます。
これらの防振材を打ち抜き加工することで、あらゆる振動や衝撃から物体を守ります。

代表的な材料

ゴム…天然ゴムや石油由来の化学物質で作られており、弾性が高く質量もあるため、防振性能に優れます。他方、一部のゴムを除き、可塑剤が多量に含まれるため、長期接触により、プラスチックを侵食する (消しゴムが筆箱の中で貼り付いてしまう現象) 欠点もあるため、ゴム足としての利用には注意が必要です。

ウレタンエラストマー…弾性を有するポリウレタンのことです。耐摩耗性や低温性、耐候性に優れており、様々な環境から物体にかかる負担を軽減させます。

ゲル…一般的にコロイド溶液がゼリー状に固化したもので、柔軟で低温性、弾性が高い特徴がありますが、せん断、引っ張り等の強度は低いため、利用環境を選ぶ素材といえます。

その他にも様々な防振性に優れた材料を取り扱っています。
硬度、色、厚みなど、お客様のニーズに合わたご提案も可能です。
高額なイメージがありますが、安価で小量ロット対応が可能な材料もございます。
お気軽にお問い合わせください。

加工事例

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  リング形状から複雑な形状も打ち抜き加工できます。

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  ゲルのような素材でも側面の変形を最小限に抑える加工が可能です。

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  厚みのある材料でも打ち抜き加工できます。